短編ミステリー 『鏡の中の間違い』時計の位置 最初に気づいたのは、時計だった。朝六時四十分。目覚ましの音で目を覚ました高瀬修一は、ベッドから起き上がった。修一が暮らしているのは、築十五年のマンションだった。間取りは1LDK。玄関から短い廊下を進むとリビングがあり、その奥に寝室がある。寝... 2026.08.17 短編ミステリー